浦戸湾ナイトアカメゲーム、わずか4投に待っていたドラマ

こんにちは、高知AUXの髙木です。

高知は浦戸湾奥にて、毎夜追い続けたかいあって、今までの集大成とも言える釣果に恵まれました!

アカメ

3月中旬、季節が冬から春に以降する中で、地上同様に水中の様相もめまぐるしく変化する、そんなタイミング。ベイトパターンの移ろいとともにフィッシュイーターの動きも当然変化していく。日毎に変わる条件にどれだけ気づき、アジャストできるか。

●コノシロの到来とロッドセレクト

冬の間、一時姿を潜めていたコノシロが、ある日突然、湾全域を覆わんばかりに押し寄せてきました。こんなタイミングは千載一遇のビッグチャンス! 下げ潮で落ちてくるコノシロを狙って、湾奥に多くのアカメが差してくる。そう、よりフレッシュな魚の群れが供給されるわけです。長い年月を生き、大型化した警戒心の強い個体を釣るためには、こんなタイミングを捉えることが最重要。

20㎝ほどのコノシロがメインベイトとなっていたので、使うルアーもそれに合わせた2~4ozクラスのビッグベイトをチョイスしました。牡蠣殻に覆われた橋脚回り、下げの流れの中という難しいコンディション下でのファイトも想定し、選んだロッドは80xxhプロト。浦戸湾に流れ込む川幅の広い河川での釣りにおいて、ビッグベイトを流芯まで遠投し、流れの中のラインメンディングをするために、このレングスが大きな武器となるのです。

時合いに合わせエントリーした明暗には、無数のアカメの気配。コノシロが常軌を逸した様子で逃げ惑う!

フィーディングモードに入ったアカメは思いもよらぬシャロ―や足元にいることが多く、そんな個体は高確率でバイトします。そこで、足元から攻めるのがセオリー。

●1、2、3、4投。そこにあったドラマ

1投目、10mほどのショートキャスト、足元でひったくるようにいきなりのヒット。強引すぎるファイトにフックが耐え切れず、惜しくもバラしてしまう……。しかし、依然気配は濃厚。アカメはスクールで行動する魚、特にベイトフィッシュについて回る群れは連続ヒットすることもままある。まだまだチャンスはあるはず、キャストを続行します。

続く2投目は、先ほどより少し沖で連続ヒット。下流へ向けて突っ走るアカメを強引に止め、橋脚をかわした後は焦らずいなして今度はキャッチにつなげました。蘇生のために素早くストリンガーにつなぎ、3投目、4投目と徐々にルアーを流すコースを変えて投げ続けます。

4投目、確実に居ると思われる流芯へとビッグベイトをロングキャスト。レングスと強靭なバットに支えられ、ビッグベイトが遥か先のピンスポットへと吸い込まれます。橋脚を舐めるようにルアーを通した瞬間、ドンッと再び衝撃が! 今度のヒットは流芯、橋脚際で先ほどよりもきわどい状況です。しかし、タックルを信じて一気に障害物から引きはがし、その後、立ち位置を変えながらいなしてキャッチ!

アカメ釣りでは、フックの伸びやラインブレイクを避けるために、この「いなす」という意識が非常に重要になります。この柔軟なファイトを支えてくれるのは、フィッシュマンロッドの曲がり。ウェイトの乗った大型の魚と対峙するほどに「曲がる」ということの重要性を痛感します。

キャッチした魚はともに1mを優に超えるアカメ。一夜のうちに2本ものアカメが、この手に……!!

いつかはと思い描い続けてきた夢が叶ったんだ。感無量の瞬間。

アカメ

●アカメ釣りへの想いと2020シーズン

一時は釣り自体が出来なくなるかもしれないという危機を乗り越えたアカメ釣り。この釣りを守りたい。釣りを愛するアカメを愛する多くの人の想い、努力のおかげで、この素晴らしいフィールドが保たれているわけです。浦戸湾で夢を追う一人のアングラ―として、この環境がいつまでも続くようにと願うばかり。

新型コロナウイルス感染症に対し、いよいよ全国的に非常事態宣言が出されました。今は何よりも自分の身を守ることが大切、正しく危険を認識し、感染予防に努めましょう。いよいよ本格的に春が到来し、本来ならあちこち遠征したいそんな季節。でも、今は耐える時です。

気兼ねなく釣りに行ける、来たるその日まで、頑張って乗り越えていきましょう。

■タックル
ロッド:80XXH プロト(フィッシュマン)
リール:カルカッタコンクエスト301(シマノ)
ライン:Gソウル スーパージグマンX4 4号(YGKよつあみ)
リーダー:オーシャンレコードショックリーダー100Lb(バリバス)
ルアー:BB180-MSS(ベビーフェイスジャパン)
■フィールド/高知県・浦戸湾

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