目標の10キロオーバーキャッチ!

今回はウェーディングスタイルでのショア青物について書こうと思います。
僕の地元では毎年コノシロの接岸により、大型のシーバスやヒラメ、そして大型の青物も接岸してきます。
毎年の目標として打ち立ているのが、メーターオーバーのシーバスや青物をキャッチする事です。
そんな野望(笑)にも近い目標を持って、日々海に行ってます。

シーバスもですが青物も、一瞬と言っても過言ではないくらい短い地合いとの勝負!
そこに合わせて動くのがとても大変ではありますが、動く価値は充分にあります。
地合いを探すまでの時間や労力は、想像にお任せします(笑)。

そんな大変なプロセスを1つ1つ積み重ねてたどり着いた魚は、自分にとってどの魚もとても価値があります。
それでは早速、キャッチまでのストーリーをご覧ください。

この時の潮は中潮、コノシロが入ってくるであろうタイミングに合わせてポイントにエントリー。
しばらく何の変化も無い海を眺めていると、ザワザワとコノシロの襲来が始まりました。
すぐにフィッシュイーターが回って来るわけでは無いですが、心もザワザワと踊りだします(笑)。
いきなりボイル祭りをするスクールと、ボイルはしないけど水中で捕食しまくるスクールの2パターンが入ってくるのですが、この時はド派手なボイル祭りをやってくれるパターンの方のスクールでした。

そしてウェーディングでの釣りの場合、僕の中で大事にしている事があります。
コノシロやベイトフィッシュがワラワラ居ると、どうしてもルアーを投げたい気持ちになりますが、大事なのは「すぐに投げないこと」。
フィッシュイーターが居ない状態でキャストをしてしまうと、「ベイトがルアーの着低音を嫌ったり、ルアーの波動を嫌ったり…」と、様々な理由で居なくなったり、回遊ルート変えたりします。
なのでボイルが始まるまでは、キャストしたい気持ちをグッと抑えて我慢する事を大事にしています。

そうしてると、目の前30mくらいの近い所で鬼ボイルが始まりました。
すかさず、セレクトしていたマルジンUKBB160をボイルの中にダイレクトにぶち込んでただ巻きで数回巻いた所で、ドンッと強烈なバイトと共にガンガン走る強烈なファーストラン!!

「くぅー!たまらんっ!」とファーストランは無理に止めず、ブレイクしない程度に親指で軽くブレーキを掛けてロッドで耐える耐える。
ロッドが綺麗にブチ曲り、それでも体感的にはまだ少し余裕がある感じでのやり取り。
水中で大きくヘッドシェイクを繰り返す大型の青物・・・。
ファーストランで分かってはいましたが、間違い無く10キロを超えた個体。
いくら走られてもブレイクに繋がるような障害物も無いので、魚が疲れるまで充分に時間をかけてのファイト。
むしろ時間を沢山掛けたかったのもあります(笑)。
それは「ロッドのポテンシャルがどれ程なのか?」という、魚を掛けないと分からない貴重な情報。
青物はまさに、ロッドのポテンシャルを知るのに最高のターゲットです。
しばらくファイトを楽しんで腕もパンパンになった頃合いで、魚もだいぶおとなしくなり、そのままランディング!!

どーんっ!っと海辺に打ち上げたのは、コノシロをたらふく食った大型のブリ!

魚を見た瞬間に分かる重量感。
「よしっ!」っとメジャー計測すると110オーバー。

ウエイトは12キロオーバーと、ロッドテストには十分なサイズ。
ファイト中感じていた事なのですが、「まだ少し余裕あるな~」っと、ロッドのパワーも知れて大満足な釣行となりました。
まだまだテスト段階のロッドなので、これからもっと煮詰めて行こうと思います。

【タックルデータ】
ロッド:BRIST MARINO9.9Hプロト(Fishman)
リール:REVO BEAST(アブガルシア)
ライン:PE3号
リーダー:フロロカーボン40lb
ルアー:UKBB160F(マルジン)
フィールド:長崎県有明海
魚種:ブリ
アングラー:島内聖隆

【着用アイテム】
ポーチ:Fishmanカメラポーチ(Fishman)
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帽子:フラットビルキャップブラック(Fishman)
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メジャー:Fishmanワイドメジャー(Fishman)
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