【荒磯で活きる】対モンスターにおけるベイトタックルの有効性

こんにちは、高知テスターの高木です。

今年、出会う事を目標に掲げたランカーサイズのヒラスズキを…「BRIST VENDAVAL10.1M」でキャッチする事ができました!

海況予報と睨めっこする日々が続いた今春。待ちに待った風、波の立つタイミングが運良く週末と重なりポイントに立つことができた。前回の釣行からベイトが多いエリアは把握済み。ポイントにエントリーして、いざランガンを開始。

大小の岩が外洋面の強すぎるウネリを適度にブロックし、ある程度の水深も確保されたスリットに白泡が広がる一等地。そこでルアーに飛び出した黒い影。惜しくも1度目のバイトでフックアップしなかった魚に対し、ルアーを変えタイミングを変え…アプローチを続ける。

波が収まりサラシが広がるタイミングを待って、瀬際から核心部へとゆっくりルアーをトレース。すると、再びバイト!

今度はしっかりとロッドに重みが乗った。それと同時に激しくエラ洗いを繰り返す巨体。記録級のサイズ、絶対にバラせない魚には間違いない。

バーブレスフックを使用していた事もあり緊張感は極限状態。釣り座の左右は水面まで突き出した大岩が点在するシャロー、沖からは強いウネリが常に入り、おまけに足場は高い…。いつバレてもおかしくは無いシチュエーションだが、「とにかく落ち着け」と自分に言い聞かせながらファイトする。

ひとたび魚の頭を沖に向けて仕舞えば、根に突っ込まれてラインブレイクは必至だったので、とにかく頭はこちら側。バレるリスクは高くなるが、素早く体力を奪いランディングする為にもエラ洗いをさせ続けとにかく強引に寄せ続ける。

ベンダバールの柔らかくしなやかなブランクをフルに曲げ込み常にテンションをかけ続ける。リールを巻く時以外は常にクラッチを切った状態で、魚の重みで身切れを起こさない様にウネリに合わせて糸を出す。

息つく暇もない様な必死のファイトで安全な浅場まで誘導、最後は水に飛び込んでキャッチ。手にしたのは紛れもないモンスターサイズ。

長さもさる事ながら、ウェイトの乗った最高のコンディション。思わず磯の上で盛大にガッツポーズ!

ベイトタックルのクラッチワークを活かしたファイトが無ければ、絶対にキャッチできなかった一本。磯の様な瞬時の判断で決着が決まる釣りでは、ベイトタックルの利点が大きく活きてきます。難しいファイトを要求される記録級の魚を獲るための手段として、ベイトタックルも是非試してみてください!

【タックルデータ】
ロッド:BRIST VENDAVAL10.1M(Fishman)
リール:アンタレスDCMD(シマノ)
ライン:キャリアハイ6 2号(サンライン)
リーダー:モアザン40lb(ダイワ)
ルアー:ブローウィン125(ブルーブルー)
フィールド:高知県
魚種:ヒラスズキ
アングラー:髙木響

【着用アイテム】
帽子:パッカブルアドベンチャーハット(Fishman)
https://fishman.shop-pro.jp/?pid=156449819

BRIST VENDAVAL10.1M


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