【出るかビッグ】狙うは渓流源流域に潜む60オーバー

こんにちは、静岡の渡邉です。

前回、渓流中流域に通いまくってBeams Inte 6.4ULで55センチのニジマスを釣ることができたので、いざ渓流源流域に挑戦しに行ってきました。

狙うは淵の底に潜むイワナやニジマスの60オーバー!

この場所で挑戦していた仲間が、60オーバーを1匹出すのに一年ぐらいかかっていたと聞いていたので難易度は高そう。

今回用意したロッドはBeams Xpan4.3LTS。

選んだ理由は、移動時に両手が使えるから。テレスコは素早く畳んでバッグにさせるので、岩場を降りる時や流れの速い場所を横切らないといけない時など両手を自由に使えるのは助かります。

1回目の釣行では速い流れにルアーをどう流していくか、この流れではウエイトは何gがあっているのか、木の生い茂っている僅かな隙間にピンで入れる練習など、とにかく源流に慣れることを重きに置いてやってきましたが、練習レベルで釣れるほどそんなに甘くなく魚の姿は見れませんでした。

帰って寝てる時も浮かぶのは源流の流れ。どう撃ち込んでどう流すのかを夢の中でもイメージトレーニングして、いざ2回目の釣行では覚えたことを実践!

この場所を知り尽くしてる友人からもアドバイスを受け、前回よりテクニカルな攻め方で狙う。少し離れた彼の立ち位置からは60オーバーのニジマスが見えるようで、レンジはこのくらいで鼻先スレスレにドリフトで通してくださいと難しい注文。

やってみると本当に鼻先スレスレにに持っていかないと口を使わないってのはよく分かりました。1センチ離れたらもう食わない。

流れの中でレンジを意識して鼻先に持っていくのはめちゃくちゃ難しく、彼から鼻先から10センチ離れてるからもっと寄せてください、レンジをあと10センチ上げてくださいと言われても、思ったようにトレースコースを合わせられない。

うーん、流れのスピードに対してこのウエイトだと潜りすぎる。なら一つウエイトを下げるか〜。でもそうすると流れに負けて魚の後ろまで流されてしまう。なら、もっと先に落としてここで流れに乗せて、レンジを下げすぎないように軌道を合わせよう…といった感じで、なんか代数幾何をやってるようだ。

そんな感じで頭の中でベクトルを組み立てながら、ここだ!というところに流しているとググッと鈍い当たり!?

ん? 瞬間合わせるとすごいトルクでドラグを出し下流に走っていく!重い!

しかしエクスパンは全く負けることなく弧を描きバットで受け止める。すごいなこのテレスコロッド。

僕は大物がかかった時はあまりロッドを立てません。ティップが柔らかくバットが強いロッドは立てると、ティップに負荷がかかり過ぎてティップとベリーの間で折れてしまうことがあるからです。

そこで、ティップをフリーにさせるようにして、できるだけベリーからバットに負荷が掛かるようにします。ロッドを立てるというより魚のトルクをロッド・リール・ライン全体で抑える感じです。なので渓流やライトゲームなどは少し高めにロッドを構えてファイトをすることが多いです。

さて、そんな感じでドラグも上手く使いながら時間をかけてゆっくり寄せてくると…デカい!

60オーバーの腹パンの美しいニジマスでした。

いやー雨の中粘った甲斐がありました。

まさか2回目の釣行で目的のサイズを出すことができるとは。仲間も驚いていましたが、僕が一番驚いてました。

60オーバーとも戦える Xpan4.3LTS。渓流の良き相棒になりました。

【タックルデータ】
ロッド:Beams Xpan4.3LTS(Fishman)
リール :16アルデバランXG (SHIMANO)
ライン:スーパートラウト アドバンス サイトエディション 2号(VARIVAS)
ルアー:OLIAN(アングラーズシステム)
フィールド:静岡県
魚種:ニジマス
アングラー:渡邉智浩

【着用アイテム】
帽子:メッシュフラットキャップ(ブラック/ホワイト)
https://fishman.shop-pro.jp/?pid=164592027
アパレル:ロングTシャツ ブラック/イエロー/ピンク(Fishman)
https://fishman.shop-pro.jp/?pid=165021042
グローブ:5フィンガーレス夏用グローブ グレー/オレンジ/ブルー(Fishman)
https://fishman.shop-pro.jp/?pid=152507106
プライヤー:ミニプライヤー極小(Fishman)
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Beams Xpan4.3LTS


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