待ちに待った2023年渓流解禁と筋肉痛

昨年9月末に禁漁を迎えた新潟のトラウト。

それから半年…普段なら冬のサーフの釣りで楽しむ所なのに、今季の冬はそれはもう酷い天候だった。正に日本のパタゴニア!毎日強風が吹き荒れ、海は荒れ、最後に釣りしたのはいつだったか…

そんな冬眠の最中にも、ニュースでご存知かと思われますが、とんでも豪雪で酷い目にあったにしにし。

釣りにも行けない日々、心は折れる寸前。

ですが新年から2ヶ月。毎日スクワット500回とランニング5kmで、下半身はきちんと整えておりました。この「3月1日」の為に。

朝も早よからそそくさと準備し、家の裏の川の上流部へ車を走らせる。冬季閉鎖の道路の行けるとこまで行き、そしてひたすら雪原を歩く。動物のトレースしか無い、白い原野を抜け、雪壁にザイルを通して懸垂降下。

やっと今年も渓流に帰って来たぞ!

最初の大場所。雪害で大木が折れ、ややこしく変貌しています。

投げるのはリュウキの新色「ピンククラウンヤマメ」。

このカラー、昨年Duo様に、こんなカラー欲しいんです、と伝えたら、それ採用!となり発売されたカラーなのですが、特にこの雪代時期にはめちゃ効くカラー。暖色の代表色を3色全部使ったアピール力、見やすいのでお薦めです。

その後ろに岩陰から突進してきたイワナ!…がしかし、Uターンしてボトムに張り付いてしまった。冷水期は体力があまり無いため、一回のチェイスで終わってしまう事も多々。だけどあのサイズは諦められん!

ここで手を替える。カラーはピンククラウンだけど、今度はボトムをトレースする為に、テトラワークスの小さなバイブ、ビビを撃って、ボトムワインドで目の前を通す。ポンポンポ~ン、と数回ワインドさせ、その後ストレートに巻く。

底から姿を見せ、ルアーを背後から一直線に追い掛け、口を開け、バックー!と咥える瞬間まで、全部がスローモーションに丸見えだ!

ブランシエラのティップがグニャリと入り、しっかりと確実なフッキング、そして実に半年振りのヘッドシェイクを楽しみ、ネットに収まったのは、このとんでもなく厳しかった冬を乗り越えた、見事な魚体のイワナでした。

その後、リュウキのピンクラでもキャッチし、2時間4匹で解禁日を終えました。

まだまだ雪渓、雪代シーズンは続きます。今季も事故、怪我に気を付けて、一年楽しみましょう!

と言ってる側から、車道に上がろうと雪壁を踏んだら、中に隠れてたガードレールに引っ掛かり、雪の山にずっこけて脛を擦りむいたにしにしでした。

事故はどこからやって来るか判らぬ…しかもあれだけトレーニングしたのに、即日やってくる筋肉痛!

これではあかん!と、今日から筋トレを増やす所存です。

【タックルデータ】
ロッド:Beams Blancsierra 4.8UL(Fishman)
リール : アルデバランBFS XG(シマノ)
カスタムパーツ:アベイル軽量スプール他
ライン:ピットブル4 PE0.5号(シマノ)
リーダー:HDカーボン1.25号(DUEL)
ルアー: テトラワークス ビビ(Duo)/スピアヘッドリュウキ45S(Duo)
フィールド:新潟県
魚種:イワナ
アングラー:西村均

【使用アイテム】
ラインコーティングリキッド:PE革命
https://www.fish-man.com/PEkakumei.html

Beams blancsierra4.8UL


Beams blancsierra4.8UL製品ページはこちら
Beams blancsierra4.8UL関連記事はこちら