「W CORK130」はなぜ釣れる?テスター田中慎也、忖度なしのぶっちゃけインプレ

みなさんこんにちは。鹿児島の田中慎也です。

圧倒的な飛距離、2ozジョイントミノー…「W CORK130」

先日、ご当地ベイトパターンを同ルアーにて攻略できたというレポートを配信したばかりですが、そもそも皆さんは「釣れる?」「釣れない?」…どんなイメージをお持ちでしょうか。

答えはスグに。ご当地ベイトパターンを「W CORK130」で攻略

個人的にはこれまでにいろんな場面で使用、ランカーもキャッチできており、間違いなく大きな武器になるルアーだと感じています。今回はそんな自分なりの感想を、メリットだけでなくデメリットも含めご紹介していきたいと思います。

そもそも「W CORK130」とは

では、早速紹介…の前に。まずはW CORK130がどんなルアーなのか、についてカンタンに。

W CORK130は全長130mm、ウエイト58g(±2g)でスローシンキングのジョイントルアーです。※ソリッドコアの生産工程上重量に若干のばらつきが出る可能性アリ/フック・スプリットリングなしの重量

また、ワイヤーは線径Φ1.5mmと強度十分で、#5のリングと #2のフックを搭載した状態で販売されています。

「W CORK130」が釣れる理由

では、ここからが本題。釣れる理由について自分なりの考察をまとめていきます。

①:圧倒的な飛距離

このルアーの最大の特長は飛距離。ジョイントルアーは飛行姿勢が崩れがちで、中々飛距離が伸びないルアーが多いんですが、「ソリッドコアストラクチャー」の採用によって“飛行姿勢が安定”、安定して飛距離も伸ばすことができます。

飛距離が伸びてくると気になるのがアクション。一般的に飛距離を求めるとどうしても動作がルアーに伝達されにくく、アクションが弱くなりがち。とはいえアクションを求めると飛距離が落ちると言われますが、このルアーはそんなジレンマを克服。しっかりと飛距離を稼ぎ、はるか沖でもジョイントルアーらしいユラユラと艶かしいアクションを演出することが可能です。

②:渋い状況で結果を出せる?

自分は基本的に河川でのシーバス釣りがメイン。日々変わる状況の変化に対応する為、色々なルアーを準備しているのですが…WCORK130はかならず1個はBOXに入れています。その理由はあくまで体感なのですが、実釣シーンで中々シーバスからの反応がない時や先行者が投げた後など、“状況があまり良くない時”に使ってみると、ジョイントルアーの艶めかしいアクションがスレた魚にスイッチを入れるのか、反応を得られる事が多々あるからです。

③:いろんなアクションに対応

基本的には巻くだけで釣れます。ジョイントルアーなので、巻くだけでユラユラと尾部が艶めかしく動き、十分に魚にアピールすることができます。また、ジャークやトゥイッチをすると大きくヒラを打つので、デイゲームの渋い状況で使用するのもありかと思います。食わせのアクションながら、こちらから仕掛けにいくこともできる…そんなイメージでしょうか。

弱点は……

唯一、弱点があるとすれば、水面~水面直下がこのルアーの苦手ゾーンかなと感じます。早巻きをすれば対応することもできますが、トップ~水面直下を引き波をたてながらスローに巻いてくる…そんなシュチュエーションでは正直使いづらいですね。この先「WCORK130 F」?みたいなのができれば対応できるかも(笑)

まだまだ可能性を秘めたルアー

自分は河川シーバスがメインですが、この「飛距離+はるか沖で艶めかしくアクションする」というメリットは、サーフやボートシーバスなどでも絶対的なメリット。また、シーバスをはじめ、フラットフィッシュ、青物、アカメ、海外の怪魚などの実績もあり、まだまだ可能性を秘めていると感じています。ジョイントルアーでは比較的に手に取りやすい価格帯かなとも思いますので、まずは一度使ってみて自分自身でその可能性を体感してもらえたらと思います。

WCORK130


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