来たぞキング!アラスカ釣旅③実釣初日編 夢のキングサーモン現る!?

アラスカ釣旅③

ここからの方は
アラスカ釣旅①準備~出発編 からどうぞ
アラスカ釣旅②買い出し~ロッジ到着編
アラスカ釣旅 番外編
※写真点数多いので読み込めない方がいたら教えてください。再度分けてUPします
 

 

いよいよアラスカ・キングサーモンアタック初日の朝。
とりあえず寝たが、完全に寝不足状態の早朝ドアをノックしている誰かがいる。

ガチャ・・・
あ、まさっち、おはよ。早いね・・・。

ケンさんコレ!
まさっちの手には俺のロッドケース!!!
良かった~~~!!!!
間に合ったんだ!?

寝付いた明け方にまさっちのドアを空港関係者が来てノックしたらしい。俺らもどうせ寝てるだろうとそのままロッドを受け取り爆睡して今、僕の歓喜♪

うっしゃっ!
キテる!なんかキテるぞ。

良いんじゃないの?今日!穫るぞキング!とみんなへ気合いのお裾分けw

ちゃちゃっと朝食を食べて

ロッジの受付へ行くと、キングの剥製が出迎え!?

デカイな~~
How many pound?

44lb!?

コレで50lbないのか・・・。50lbってのは・・・・大変だ。。。

44lbで剥製にするということは現地でもランカーサイズということ。
目標に掲げた50lbオーバーのキングは恐ろしく高い壁に思える

ボートの支度も整い気合い十分のjapanese

同船はしないが、フィンランドチームと同じ車でポイントへと向かう。
彼は長期バケーションでアラスカへ。大型キャンピングカーをレンタルして周遊中とのことだ。
ヨーロッパのバケーションは2~3週間と長いらしいからね

途中、丘の上から目指す川が見えた。

車内は興奮のるつぼ

あれか。
ところどころ白泡が激しい。本当に流れは速そうだ。それにしても素晴らしいロケーション。針葉樹林が視界を埋める。こんな景色はカタログや絵はがきでしか見たことがない。

河原に着いて支度を急ぐ。
ウチらのスタートが遅かったので、次々と上流からポイント移動のため降りてくるアングラー。

フィンランドチーム先に出発

have a nice fishing !

ウチらもゴムボに乗り込みポイントへ

丘の上からでは分からなかったが、ほとんどがガンガンの荒瀬。
しかしなんという水量だ。
そして水は白濁としていて透明度は低い。

氷河の雪代(雪解け水)と白い粘土質の地層から粒子が流れ出てこういう色。
ということは魚にとっても視界は悪い。
激流すぎて波動はたいして効かないだろう。

なんてことは実は、ちらっとしか考えていないw

この川下り・・・・

めっさ楽しすぎて★

自分とまさっちが前側。
キャーキャー、ピャーピャー言ってるもんだからガイドのブラッドが調子に乗って、必ず一番強い瀬にボートを操り、俺らをビチャビチャにする。

あんまり濡れるんで、

Hey Brad! go to outside lane!

harry harry!!!

騒げば騒ぐほど
bradのドS魂にスイッチが入る・・・・

目の前にはとんでもない高さの荒瀬がーーー!?

Noooooooooooo——–!!!!!!!

ッパーーーン!!!
(頭から水被る。首から水入る・・)ちなみに水、かなり冷たい・・・。

うしゃうしゃうしゃ!!
とbrad
俺は中指立ててmother fu○ker!!
するとヤツも中指立ててus ho~~~le!
と爆笑

初日からBradとえらくウマが合うようになったのは言うまでもないw

さてアウトドアレジャーをひとしきり楽しんだ後、最初のポイント到着
レインやら何やらびちゃびちゃなので、気温は寒いが(10度ちょい)脱いでおく。

ナナテン(Beams7.10MH)で挑むアラスカ・キングサーモンの挑戦がいよいよ始まる。

全国のBeamsファンのみんな!俺は釣るよ!
5ftULの血が、このナナテンにも流れているんだ
ナナテンの威力をとくとご覧あれ

緊張のファーストキャスト
一番強い流れと緩い流れの境目を50gスプーンでボトム(底)をとる。

あれ???
ボトムとれないうちにえらく下流へ。。。
尋常じゃないぞこの流れの速さ。50gでも軽い。やっとボトムをとれたころには下流へ。そして回収が重くしんどい。。。でもその上は持ってきてない。。。

では、さらにアップ目(上流側)へ大遠投。アンバサダー7000のスプールが見たことないくらいような早さで回転しラインを放出。

ちなみにメインラインはPE80lbトレーサーブレード
リーダーはナイロンの80lb

強すぎると思ってたけどこの場所、この立ち位置で掛けて、下流へ走られたらどうなってしまうのか。あの剥製サイズがきたらどうなるんだろう。不安より脳内は興奮がMAXで、どの流れに着いているか、小刻みにレーンを変えながらサーチ。すでに心臓バクバクだ。

これこれ、この興奮を味わいたかったんだ。

メタルでストンと落とすと即根掛かり・・・。激しい。。。
いろいろ試す。

しかし
まったく反応はない。
イージーじゃないぞ。
確かにアラスカ来訪者のキャッチ率、10%というのもあるかもしれない。

魚が着いてそうな流れではあるが、バイトが得られない。
キングは居ないのか。

数時間やるも誰も魚からのコンタクトがないので再度ボートに乗り込み、bradと一連の荒瀬ネタをやり(笑)別のポイントへ。

しばらく下ると朝のフィンランドチーム発見

「どう?」

look look

と彼らのボート縁を指さすフィンランドチームのガイド・・・

ん?なになに?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おおおおおおおお!!!!!

キングサーモンだ!!!
でかいぞ!
コレで一番デカいの何ポンド???
37~8LB?!

これは燃えた
さっきの場所より、ここの方が若干流れが緩い
ここなら・・・。

まずはアップキャストでボトムを取る。
手に伝わる感触は、

ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・
(底石に当たっている感触)

うん、ここは分かりやすいね
どんどんキャスト
居そうなレーンを探す

ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・

 

 

 

 

ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・

 

 

 

 

!?

 

 

 

 

って何よ???

 

 

 

 

水中の水草??

 

よく分かんないけど、さっきのレーン目がけて
さらにキャスト。1発で決まった

 

 

 

 

ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・ゴン・

 

シッ!!!
素早くロッドを煽って、念のため合わせてみた・・・

 

 

 

お?おおお???
おおおおお?????

魚だ!

引いてる引いてるぞ!

しかも強い!

 

しっかし、あんなアタリ!?

ナナテンが良いカーブで曲がっている。
これがキングだったら初日でお目にかかれる
流れに何度も乗ろうとしていた。入られるとやっかいだが、入られた。

こんなときにナナテンの屈強なバッドパワー(竿の根元)で流れから引きずり出し、重厚で柔軟なベリー(竿の胴)で魚を寄せる。なんてイージーロッド。すごいぞナナテン。
こんななのに7gもイージーに投げれるベイトロッドって奇跡でしょ?

たぶんこの川でちょうど良いのは硬めボートシイラロッドとか、青物ロッド。だけどそんなロッドで1日中小細工な釣りはしんどい。で、ナナテンということ。

あとはベリーでやさしく寄せていく。この辺の能力がズバ抜けてやりやすいロッド。
モンスター用ロッドだが、強いだけの竿じゃない。

※ベイトロッドメーカーFishman
ナナテン(Beams7.10MH)詳細サイトはこちら

数分で無事ランド成功。

大変お待たせしました。
ご覧下さい。

 

 

これがキングサーモンだ!!

中型といったところ。
30lbくらいだとガイドは言っていた。

Fishmanアラスカキングサーモンツアー記念すべきファーストフィッシュ
いただいちゃいました♪

ハイトルク&ハイパワーのキングサーモン。最後の最後まで楽しませてくれるグッドファイター
こりゃハマルわ
しかもコイツ、ジャンプします

ふぅ~~
やったぞ・・・!

さらに嬉しかったのが、この道25年キングサーモンのベテランガイドが

nice !!!
very nice rod!!
Fantastic!! 

といちいち振りたがっていた。

返せってw

ここでも猿をつくっちまいましたw
「くれ、くれ」としつこいw

一同さらに集中
研ぎ澄ませて 「モ」 を聞くんだ、と説明

釣りされない方、分かります?

上の画は、ただ川で竿持って釣りしてる画ですよね?
でもね、心臓バクバクで死ぬほど興奮状態なんです。

この興奮は、他ではなかなか得られない興奮。

はっきり言って中毒に近い。これが男の狩猟本能を満たす。

そしてこの人もじっくりボトムを聞きます。

自腹でアラスカか、BlueBlueの経費にできるか、掛かってるぞw

僕はカメラを持って、あちこち撮影しまくりタイム
フィンランドチームのガイドにちょっかいをだしに。
すると、バッグからおもむろに取り出したのは・・・・

44口径!?
反動が激しいという44口径。
僕は38口径までは射撃場で撃ったことあるけど、コレはない

フィッシングガイドは皆常備しているようだ。
というのも、このエリアには凶暴な熊、アラスカグリズリーがいるからだ。

bear come here !
いやいや来なくていいから・・・

その後なにごともなく、18:00でストップフィッシング

ロッジへ戻ると、オーナーの孫?

めんこい★
スラッと背が高いがなんと10歳

しばし談笑

小さい子の英語は分かりやすくて良いね
学校での出来事を喋ってた

さて、フィンランドチームのキープしたキングを数切れいただいていたので、シェフ村岡が腕をふるう

アシスタント・ビコウも奮闘

 

ハラスがヤバそう・・・★
凄い脂・・・・ゴクリッ

 

完成した切り身のソテー
なんとまったく、もそもそしていなく、脂が効いて旨みがひろがっている。
激流をおよいでいるから筋肉がまったく別物になるんだろうか。

ビコウさんもビックリの美味さw

トマト味にしてビールとの相性はさらにUP

満腹になったらビコウさん即落ち・・・
早いね、のび太くん並だねw

せっかくだからとフィンランドチームのキャンピングカーにお邪魔しに。
pm11:00すぎ
この時間この明るさ、まだ慣れない
寝る気がしない。

また飲み過ぎた。

明日はどんなドラマが。
誰にドラマが。

④に続く

デタ!40lbキング!アラスカ釣旅④2日目

アラスカ釣旅①準備~出発編
アラスカ釣旅②買い出し~ロッジ到着編
アラスカ釣旅③実釣初日編
アラスカ釣旅④2日目
アラスカ釣旅⑤3日目
アラスカ釣旅⑥4日目
アラスカ釣旅⑦5日目
アラスカ釣旅⑧最終日
アラスカ釣旅 番外編