BRIST MARINO 10.6MH、サーフのフラットフィッシュへの適応性について

ヒラメ

こんにちは!茨城の鈴木です!
いよいよ予約開始が間近に迫ってきた

『BRIST MARINO 10.6MH』

このロッドのサーフのフラットフィッシュへの適応性についての質問がとても多いため、昨年の釣果を交えてお話したいと思います。

まず、サーフのフラットフィッシュでこのロッドを使う上で、比較的軽めのルアーには正直あまり向いていません。逆に少し重めのルアーであればVENDAVALを凌ぐ飛距離が狙えます。

正直、サーフで普通サイズのヒラメを相手にするにはオーバースペックなロッドですが、大型のヒラメを狙うとなると話は別。奴らは幅広な体格で大きく、重く、引きも強い上に、一度ボトムに張り付かれたらなかなか引き剥がせない厄介な相手です。

そういった座布団ヒラメを相手にする際にはこのロッドのパワーはとても心強いでしょう。

したがって、重め・デカめのルアーを使って座布団ヒラメをストイックに追い求めるスタイルの方に是非オススメしたいロッドです。

ワームなら21g〜35gのジグヘッド、

メタルジグは30g以上、

ミノーは14cmからが投げやすいです。

ロッドのパワーが凄く強いので、慣れるまではPEラインは太めが良いです。最初は3号から入ってもらい、慣れてからは2号まで落としても問題なく使用出来ました。

私はグラップラー300HGにはPE3号+リーダー10号、ビッグシューターコンパクトとジリオンTWにはPE2号+リーダー7号のセッティングで使い分けていました。

昨年釣ったこの写真のヒラメは、27gのジグヘッドに5インチのシャッドテールワームを付けた物で、河口付近の流れが複雑に激しく絡み合うポイントでしっかりとジグヘッドを操作する縦の釣りで食わせた後、ロッドのパワーで有無を言わさず一気に寄せてランディング出来ました。

もちろん、サーフというフィールドは青物や真鯛など、普通のヒラメ用ロッドでは獲るのが困難な魚も回遊してくる場合が多々ありますので、そういった時にもこのロッドのパワーが非常に頼りになると思います。

そして、ベイトタックルの利点の一つとして、クラッチを切ればすぐにラインが出せるという点があります。

これはサーフの釣りで最もバラしが頻発する、ランディング直前の波打ち際でのやりとりの際には物凄く有利なんです。波が引くタイミングに合わせてクラッチを切ってラインを出せば、波打ち際でのバラしはほとんど皆無。これはフックの掛かりが浅い時ほど恩恵を感じられます。

BRIST MARINO 10.6MHは青物だけでなく、サーフでストイックに座布団ヒラメを追い求める方にもオススメのロッドになっています(^_^)

ヒラメ

Ibaraki Japan
Flat fish
Rod: BRIST MARINO 10.6MH
Angler: Takafumi Suzuki