大量のベイトを蹴散らしてルアーだけを喰わせる!秋のサヨリパターン攻略

秋も深まり、河口部の明暗には海から遡上したサヨリがワラワラと沸いています。
そのサヨリを一ヶ所に居着いてボイルするシーバス。
じーっと観察していると、数分おきに同じ個体が同じ場所で捕食しているのです。
じっと暗がりに潜み、流れと共に動き出すサヨリが自分の目の前に泳いできた時、バッコーン!と水柱を上げる。
秋の風物詩ですなあ…と思いながら、一番大きな水柱を探してフィールドを徘徊する訳です。

が、時としてそのサヨリが大量に居すぎて、ルアーを全然喰ってくれない!
そして今年は河川の水温が高い為、サヨリの生活にもってこい。
河口の水面一面がサヨリで埋め尽くされている。

美味しい時期に美味しくない状況。
それを打破する為に手に取ったのは、Beams CRAWLA8.3L+
そこに付けたルアーはDuo社のテリフDC12。
リップがほぼ垂直に立ったこのルアーは、激しくジャークを入れてもあまり手前に走りません。
この特性を活かして、サヨリの群れの中にドボーン!と投げ込み、更に鬼のようなジャーキングで、その場のサヨリを全部蹴散らす!
でもって、ルアーだけをその場に残す。
後は喰うのを待つだけ。

ドバン!と上がる水柱。
ソフトなティップがゴッキーン!と入ります。
そして始まる楽しいファイト。
幾度のエラ洗いをいなして、愛用のボガで掴んだのは鱗もヒレも立派な個体。
シーバス
これ!これこそ初秋のシーバス釣り!

満足して帰路へ付く、そんな秋の夜長を楽しみました。

【タックルデータ】
Rod:Beams CRAWLA8.3L+
Reel:シマノ 炎月101HG
Lure:Duo テリフDC12
Line&Leader:テストPE0.8号+25lbリーダー

Niigata Japan
Seabass
Angler:Hitoshi Nishimura

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