シエラだからこそ可能な釣りを実演してきました

香港テスターの村田です。
今回はシエラだからこそ可能な釣りを実演してきました。
ターゲットはアフリカンクララ。
お昼を少し過ぎた好ましくない時間帯。
気を抜くと眩むような灼熱の太陽。
普通にルアーを投げて巻くだけで、アタックしてくる状況じゃない。
とにかく、ルアーの移動距離を抑えつつ、
明確にアクションしないとクララのスイッチは入りません。
しかし、この操作にも障害が。
ロッドの写ってる写真を見てください。
足場の高さが中央付近に映ってるボクの影で判ると思います。
これだけ高いとノイジー系のルアーをクララの反応速度に合わせて
リトリーブさせても弱い引き波が立つだけで、
本来のアクションが死んでしまうんです。
なので、使用するルアーはターンが強く音の小さい(金属音を嫌う傾向がある為)ペンシル。
しかし、これでもこの高さはアクションの妨げになります。
なので、最終兵器シエラって訳なんです。
ナナマルでもダウンクロスからの攻めなら実演できるのですが、
シエラならアップクロスからでも、曲がりがルアーの移動速度を抑え特殊な状況下でも必修アクションを与えてくれるんです。
この結果、通常ならありえない時間帯でクララを捕獲。
ですが、シエラであまりムチャをなさらず。
ボクはこのポイントとクララとの駆け引きを理解したうえで、
この日、シエラをセレクトしました。
本来の開発コンセプトと違う釣りなのですが、
この様な遊びも可能と言う事で、紹介させていただきました。

Hong Kong
african catfish
Angler:Takanori Murata
Rod:Beams sierra 5.2UL