Fishmanバス釣りへの適応性①

季節も少しずつ秋めいてまいりましたね。
日照時間も短くなる今日この頃。
黒さにも限界が見えつつある渡辺です(笑)
今回はバス釣りをFishmanロッドを使って、お世話になっているルアーブランドのルアーテストするにあたり色ーと感じたことを書きたいと思います。

皆様も良くご存じのチャターベイト。
アメリカから入ってきたこのルアーの可能性、能力は高く、TOPトーナメンターからアングラーの皆様に愛されております。
使用過程での発展を遂げ、その狙い、使用方法、各種ブレードの組み合わせ、ジグのヘッド形状やフックサイズ・トレーラーとの組み合わせ効果を使った他には出せないチャターのアクションが存在します。
所謂、千鳥アクションがその特徴の1つ。
通常のアクションは左右にバイブレーションしながらの動きに対し、千鳥アクションは通常の左右のバイブレーションから意図的に酔っぱらいの千鳥足のような動き「千鳥」を発生させることができます。
バスのストレッチやベイトの群れを散らしリアクション!
インレット、流れや反転流、カバー周りやブレイクやその他、ここでアクションさせたいと思う場所で千鳥を繰り出し、リアクションバイトを誘発させるべく操作できる優れものです。
チャターのベストバランスを出すのが少し難しいものの、それができると強烈なリアクションを生み、バスに対し「仕掛けて獲る」リアクションブースター的役割を担う攻撃的なルアーとなります。

通常バスロッドでは7ft前後のMH~Hクラスのロッドを縦捌きに使用するのがチャターの基本姿勢!
今回はそれに比べベリーショートなBRIST5.10MXHでチャターを使用してきました。
BRIST特有の張りがありながらもキャスト時にウエイトがティップに乗りルアーを弾き出す為、1/2ozを使ったテストでもある程度の飛距離をかせぐことができます。
更にはキャスティングでピンを撃てる為、狙いのラインやハニースポットまでのアプローチはベストにコントロールできることができます。

今回は2つのフィールドで試しました。
一つは複雑な杭やカバーが絡むドシャローエリア。
ここでは5.10のロッド長が活きる場面がありました。
軽量コンパクトな5.10の恩恵は、複雑なカバーへのアプローチでストレスフリーで軽快にルアーコントロールできること。
かなりのカバー周りでも臆さず撃ち込め、ロッドワークに加えXGのウルトラハイギアのベイトリールとの組み合わせで障害物回避行動を巻きとロッドワークにて回避しつつも、千鳥アクションを出したいときに出せるこの強み!
張りがありつつも投げやすいMXHが活きる場面となりました。

掛けてからの寄せのバットパワーは、Fishmanスタッフ陣があらゆる魚で証明してくれている通り間違いはありません。
こうしたカバー等から引き出した複数のバス達と出会うことができました。
バス

もう一つは大型河川に絡むインレット撃ち。
この日は増水傾向にあり、水質は安定するものの水量は多く水質はクリア。
大型個体が潜むエリアだけに慎重に徹し、水辺に近付くことに気付かれないように意識を集中!
ある流れ込みの上流側に気配を感じる…。
姿勢を低くし、一撃を仕掛けるべくタックルを確認。
流れも考え、ルアーをどう動かしてどう食わすかのイメージを意識。
怪しいエリアへのキャスト後2巻きで千鳥を繰り出すべくキャスト!
そして着水後…1…2…GON!

予想した通り、そこにはバスがおりました。
強烈な引きで抵抗するその輩は、流れの強い本流へ逃げる!
合わせ直しを入れて輩を見てみると…大物!!
ここでもBRISTの強靭なバットパワーで、流れの強い中暴れる大物も抑え込むことに成功!
そして上がってきたのがロクマル!!
バス
「やりました!!」
バス
お陰様でエリアのボスキャラを確保となりました。
人のいない増水の良いタイミングで入れたこともあり、嬉しい出会いとなりました。
ホント自然に感謝です。
こうして失敗できない局面でも、キャストコントロールを可能にして掛けて寄せれる5.10MXHの恩恵が活きた釣行となりました。

今回は足場の良いエリアでの使用等で5.10が活きる展開となりました。
足場の悪い茂みや遠投、ロッド長が必要となる場合もあると思います。
今後Fishman表記のHクラスの7ft前後のモデルが出ると面白いですね。
現行のFishmanロッドならBC4 6.10XHというモデルもあります。
スコーンやビッグベイトも問題なくこなせるパワーを兼ね揃えたモデル。
使い手次第で様々なルアー使用や様々な魚種との出会いを可能とするFishmanロッドで一緒に楽しみましよう!
Shiga , Kyoto Japan
Bass
Rod:BRIST 5.10MXH 
Angler:Akihiro Watanabe

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