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ベイトロッドに求めたのは圧倒的なアキュラシーと遠投性能。

ライトソルトの新機軸Beams inte6.4UL、その意外な使い方

time 2020/04/15

人の気配も無くひっそりと解禁を迎えた愛知県の渓谷。解禁日の賑わいはなく、春の趣だけを残した河川でひっそりと息づく渓魚に会いに、今年も山の中へ足を踏み入れました。

小雨降りしきる中にかすかに聞こえる川のせせらぎに心躍らせつつ、ガイド一本一本に糸を通す。自分のお気に入りの装備を身に着け、水辺へ携えたロッドはBeams inte6.4UL。

まだ誰にも手を付けられていないピンポイントへ投げ入れるのは、降り積もったばかりの一面の雪原の上に足跡を付けていくような感覚に似ている。一年に一度しか味わえないキャストを噛み締めるように行い、お気に入りのルアーにじゃれつく魚の反応を見つつ、立ち位置を調整しながら魚との距離を詰めていく。

この日はクロスからダウンへのドリフトに対して反応がよく、たくさんのバイトを得ることができた。Beams inte6.4ULは渓流で使うには若干長いレングスだが、岩や木の後ろに隠れてキャストするには案外使い勝手が良く、アクションも付けやすい。

場面場面でロッドのメリットを活かせたのも、ヒットに持ち込めた要因か? その川には珍しく、うっすらと婚姻色の残る個体も現れてくれた。

可愛くも美しい渓魚に癒されていると、アベレージサイズのチェイスの後ろにひと際大きなサイズのアマゴが!! アマゴは非常に頭のいい魚であり、一度見切ると二度とその姿を見せてはくれない。

見切られる前にルアーをピックアップし、その魚の行く先を観察する。先ほどよりわずか下流、強い流れの脇に沈む岩に着くのが見えた。ゆっくりと立ち位置を調整し、流れを読む。前述したように、チャンスはわずか。あとワントレースが限界だろう。

緊張の一投は思い描いた軌跡をたどり、ルアーは狙いの岩へ流れ込んでいった。完全なダウンに入り、強い流れを抜けたルアーの後ろにはそいつの姿が。いつ食わせの間を作るのか……岸際5mの駆け引きが始まる。

残り3mのところで一気に距離が詰まった! ここが勝負の分かれ目とポウズ(トゥイッチとリーリングを一時的にストップさせるもの)を入れた瞬間、ガツッとバイトしてきたのが印象的でした。

ヒーリング効果の高い川のせせらぎと、目視できる魚とのアグレッシブな駆け引き。忙しい世間と隔絶された大自然の中で、自分の魚釣りの世界観を投影しながら楽しむのはやはりいいものですね。

Beams inte6.4ULが生むロングディスタンス攻略のメリットを感じられた今回の釣行。でも実は、自宅にBeams blancsierra5.2ULを忘れたまま釣りに出てしまい、現場で冷や汗をかいていたテスター柿本でした。

【タックルデータ】
ロッド:Beams inte6.4UL(フィッシュマン)
リール:アルデバランBFS XG(シマノ)
ライン:ライトゲームPEホワイト 0.5号(山豊テグス)
リーダー:フロロショックリーダー 6Lb(山豊テグス)
ルアー:D-コンタクト (スミス)

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