朝マヅメのトップチヌ釣行のはずが…

みなさんこんにちは。鹿児島の田中慎也です。

今回は先日行ってきた、朝マヅメ釣行のお話。

この日はちょうど日の出と上潮のタイミングが重なり、鹿児島でのトップチヌでベストなタイミングとなりました。水深も30cmから50cmまで上がり、薄暗い中でも水面の引き波でチヌが河川を登ってくるのがわかります。

まずは手堅く田んぼから小規模河川に流れる“落ち水”付近を狙っていきます。落ち水付近はカニが落ちてくるのを今か今かとやる気のあるチヌが待ち伏せしており、ルアーにアクションを付けなくてもルアーの着水からいきなり食い付いてくる…そんな一級ポイント。

ただし、ここで一番重要なのがキャスト。一度のミスキャストでもチヌに逃げられてしまうので、確実に一投目で決めなければならないからです。そこで、ピン打ちだと短く操作性の良いロッドLOWER6.2Lの出番なんですね。

さて、いよいよ実釣です。まだ日が完全に上る前の薄暗い中ですが、落ち水付近にルアーをキャスト。とりあえずアクションは付けずただフラフラと流してみますが、チヌが追ってくることもなく無反応。

まだ薄暗い中なので、ルアーを流すだけだと気付かれていない可能性があるかもと、次のキャストはアクションを付ける事に。

落ち水付近にキャストし、すぐさまルアーにアクションを付けて誘ってみると…「ドッパン!」。

水面が大きく割れ、一気にラインを引っ張ってっていきます。確実にチヌの捕食音でないことは確かですが、まだ薄暗く何が食い付いてきたのか、この時点ではわかりません。

小さい河川を右に左にと暴れ回る魚をしっかり抑え込み、じわじわと距離を詰めていきランディングした魚は良型のシーバス。

トップチヌ用のライトセッティングなので強引に寄せる事はできませんでしたが、暴れ回る魚をしっかりバットで抑え込むことができ、またグラスマテリアルのコンポジットになっているしなやかなティップのおかげで小さいトッププラグも弾き飛ばされず一発で針掛かり。

そんな、久々のシーバスとの出会いでした。

【タックルデータ】
ロッド:Beams LOWER 6.2L(Fishman)
リール:SLX BFS(SHIMANO)
ライン:PITBULL4 0.6号(SHIMANO)
リーダー:フロロショックリーダー 1.75号(ヤマトヨテグス)
ルアー:パンプキン60(スカジットデザイン)
フィールド:鹿児島県
魚種:シーバス
アングラー:田中慎也

Beams LOWER6.2L


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