最悪な年でも最高で終わらせる!メモリアルシーバスを追い掛けた1ヶ月の始まり

2022年、今年はこの10数年来シーバスフィッシングに最悪な年だった!

冬は豪雪、その凄まじい雪代濁流、うってかわって春から続いた空梅雨、1滴も雨が降らないまま猛暑が始まり、河口は閉塞、水は流れず、水温は30度に迫り、鮎の大量死滅も発生した7月。 そしてそこからトドメを刺された、8月の新潟山形水害。にしにしの地元も大被害が出ました。

釣れない、じゃなく、釣りすらままならない。 そんな年も秋は来る。ほぼ絶望的なシチュエーションの中、今季のメモリアルな一匹を狙う。

まぁ、釣れないw 釣れないどころか魚がいない。だって河口が閉塞したから、海から清流域までシーバスが遡上できなかった。僅かなチャンスに登る事が出来た数匹のランカー。それを狙うしかない。

水害で土砂がついた河原は、 肥沃な土壌となり、夏以降はもっさもさと草が繁り、背丈を遥かに越えた高さまで育ってました。こら1本モノのロッドなんて持ってけない。そこで4ピースのBC4を選んだ。ルアーは毎年絶対の自信のi-スライド185、通称アイスラだ。

どれだけ投げても、どこに投げても反応がない。と言う、圧倒的な無の毎日。水温計を投げ、月齢を見、鮎の飛びをまだか、まだかと待ち続け、気付けば何週間ホゲたんだっけ?もうそれすら解らんなぁ…。

ドン! と、それはいきなりバイトした。ロッドのベリーにどっしり荷重させて咄嗟に、そして無意識、反射的に身体がフッキング。

遠くでどえらいエラ洗いしているのぉ…これは、捕らなきゃならねえ奴!

じわじわとダッシュやエラ洗いを凌ぎ、ダウンストリームで掛けたそいつを、上流に定位した自分まで引き寄せる。 水害で荒れた川は、ここしか立つ場所がない。タックルバランス以外が全部ビハインドなファイト、そしてバラせない一匹。

今年のメモリアルな一匹は、こいつに決まり!

…だろうか? まだ落ち鮎は続くぞ…

【タックルデータ】
ロッド:BC4 8.0MH(Fishman)
リール : カルカッタコンクエスト201HG (シマノ)
ライン:オシアジガーMX4 PE 3号(シマノ)
リーダー:HDカーボン8号(DUEL)
ルアー: i-slide185(メガバス)
フィールド:新潟県
魚種:シーバス
アングラー:西村均

【着用アイテム】
帽子:アミュレットフィッシュメッシュサンバイザー(Fishman)

BC4 8.0MH


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