【スタッフレポートリレー#1】「なぜベイトタックルなのか」AUX松野直人のケース

今回より新たに始まる企画「スタッフレポートリレー」

様々なジャンルに突出した濃厚なスタッフが多いFishmanですが、同じ内容の質問をそれぞれのスタッフに聞いてみて、様々な角度でご紹介できたらな…というのが本企画の趣旨。

記念すべき初回の主役はAUX松野直人。

そして、第一回目の質問は「なぜベイトタックルなのか」。あれこれ訊いてみました。

なぜベイトタックルなのか

みなさんこんにちは。仕事が忙しくてなかなか釣りに行けず、ストレス溜まりまくりのAUX松野です(笑)

今回は私がベイトタックルに行き着いた、経緯や理由についてお話させてもらおうと思います。

キッカケは少年時代のバス釣りだった

元々バスフィッシングをやっていた当時松野少年は自転車、免許を取ってからはバイクにのってあちこちの釣り場へ行ってました。その時のタックルはMHクラスのロッドに20lbナイロンを巻いたベイトリールのワンセット、それに実績のあるルアーをつめたケースをウェストバックに突っ込んだだけのランガンスタイル装備でした。

なのでベイトタックルを使いだしたキッカケがFishmanというわけではないんですね。ちなみにこの時にベイトを使っていた理由は、強いロッドと太いラインの扱いやすさからくる「安心感」と「カッコよさ」が理由。当時ベイトフィネスという言葉はなかったのでベイトタックルは強ければ強いほどいいと思ってたくらいです。

しかし、自転車やバイクが移動手段なので携行するタックルは基本的に一本のみ…。巻物、底物、カバー撃ち、どれも安定してできたのがMHのロッドに20lbナイロンラインというのがベターな選択だったんだと思います。

シーバス釣りにハマる。タックルはベイトからスピニングへ

そして松野少年は大人になり車を所有、もちろん行動範囲も広くなり、この頃から海釣りへ移行します。バスフィッシングと釣り方が似ているロックフィッシュを経て(この時もベイトタックルを使用)今もメインターゲットのひとつであるスズキ釣りにシフトしていきました。このとき、タックルはベイトからスピニングへ。フィールドの大小に合わせてロッドの長さを使い分けていました。

そんなスズキ釣りもメインフィールドが海から川になり、夜な夜な地元河川に通う日々…そんな釣りライフの最中、部屋で眠っていた当時バス釣りで使っていたビッグベイト達を見て「これでシーバスを釣りたい」という衝動がでたわけです。

Fishmanとの出会い

しかし、手元にあるシーバスタックルじゃ背負えず、当時所有していたビッグベイトロッドはガチガチのガチンコロッド。これではいざというときに軽いルアーを扱えない…この時に一本でなんでも扱えるロッドを探して行き着いたのが廃盤モデルの「Beams 710MH」でした。

ルアーウェイトが8~55gと幅が広く、柔軟でトルクのあるロッド。「柔よく剛を制す」そんなロッドだったのを覚えています。

この辺りからスピニングとベイトを使い分けるようになり、海ではスピニングメインでPE1号にリーダー20lbがベース。ベイトはPE3号にリーダー30lb、リバーシーバスメインという感じでした。特にベイトはビッグベイトを視野に入れたラインシステムなのですが、100mmサイズのルアーも扱えていたのでラインの太さはさほど気にならず「安心感」が勝っていました。

後に追加機種で「BRIST VENDAVAL 8.9M」も購入に至り、この頃には釣りはベイトタックルのみ!ここまでくると安心感がスピニングと比べると段違いに感じるようになり、魚が釣れるようになれば尚更でついにスピニングを握ることはなくなっていました。

現在の2本のメイン機

今ではビッグベイト、ビッグミノーを使ったリバーシーバスゲームが得意…というか大好きなAUX松野ですがそのキッカケとなったのが「BRIST comodo6.10XH」でした。個人的には本当の意味でのFishman ロッドとの出会いだったような気がします。

試投会が初対面でまだ発売前のロッドでしたが、ビッグルアーの振り抜きの気持ちよさと飛距離、操作性、張りがあるのに曲がるので標準的なルアーもライナーで飛ばせる懐の深さ、そして安心感。今までのどのロッドよりも衝撃を受けたことをよく覚えています。そして右腕はナナテンからロクテンへ!

今ではワンランクパワーが下の7.5Hもあり、ビッグベイトの扱い易さはもちろん、標準サイズのルアーもより使いやすくなったモデルとなっています。今ではこの2本が私のメイン機となっており、またこれからビッグベイト、ビッグミノーでの釣りに挑戦したいという方には是非とも使ってもらいたいモデルです。

ベイトタックルには「安心感」がある

さて、タイトルにもある「なぜベイトタックルなのか」。その結論は、文章の中でも何度か出てきたフレーズ「安心感」です。

ピン撃ちも飛距離もスピニングで補えるし、安心感だって当然スピニングタックルにもあるはずです。ただ、自分の中で信頼できるタックルが安心感につながり、それがたまたまベイトタックルだったんだと思います。

スピニングとベイトのどっちがいいか…ではなく自分が安心して釣りができるタックル探しをするのが大事かなと思います。でも、Fishmanロッドはどのロッドでも安心してお使い頂けるのでご心配なさらず(笑)

次回のスタッフは…

ベイトタックルを使用する一番の理由は「安心感」だというAUX松野。釣りをしている最中に「大丈夫かな?」ではなく「このタックルなら大丈夫だ!」と安心できる方が、釣りの引き出しも増えそうですよね!

さぁ、次回担当はAUX木村匠です!ライトゲーム〜オフショア、フレッシュ、ソルト、全ての釣りをこよなく愛するマルチアングラーが、なぜベイトタックルを選んだのか。どうぞお楽しみください!

【スタッフレポートリレー#1】「なぜベイトタックルなのか」AUX木村 匠のケース

【タックルデータ】
ロッド:BRIST comodo6.10XH/BRIST comodo7.5H(Fishman)
リール:カルカッタコンクエスト201HG (SHIMANO)/アンタレスDCMDXG(SHIMANO)
ライン:PE3号
リーダー:ナイロン40lb
ルアー:アイスライド185(メガバス)/ソマリ140(アムズデザイン)/ダウズスイマー220(ジャッカル)
フィールド:新潟県
魚種:シーバス
アングラー:松野直人

BRIST comodo6.10XH


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