アラスカ釣旅①準備~出発編

昨年仕上がったモンスターハント用のBeams7.10MH
ちょうどイトウのメーター2本も穫れ、10kgオーバーの魚でも大丈夫という実証を示せた。

さらにこのロッドでどこまで獲れるのか。
妄想は膨らむばかり。

そこで次のターゲットはアラスカ・キングサーモンの50lb(約20kg)となり去年このブログにて公募したアラスカ遠征。
そのときはザックリとした金額と日程だったが数人が手を挙げてくれた。

エリアはアラスカ・カナダ。
しかしアラスカ・カナダはデカイ。アラスカだけとっても日本の4倍の面積に川は沢山ある。

そしてキングサーモンは遡上魚なので、タイミングを外すと「何も居ない」ことも珍しくない。それは忠類川のピンクサーモンだってそうだ。
しかし良いタイミングで入ることは難しい。
半年近く前にエアーチケットを取らなければならないから。

今回は旅行会社に依頼せず、全てを自分で調べ自分で予約。そうすることによって現地の情報を吸収しやすい頭ができるのと、なんと言っても値段が安い。軽く15万円は違う。

各ローカルエリアのフィッシングガイドやロッジのHPをチェックする毎日が始まった。HP制作は自分もプロなのでサイトを見ればすぐ分かる。写真の使い方や構成、オーナーの文言から「自信」や「人となり」を探っていった。

徹底的に調べあげた結果、やはりアラスカに決定。さらに川も絞り込んだ。そしてその川に近いロッジも数件に絞った。

それは今年は3月の段階。自身オーストラリアに行く前後。情報もその段階まで来れば、いよいよ航空券取得に取り掛かる。
アラスカ・アンカレッジまでの直行便はオーロラ見学ツアー時期以外は無かった。
大概はアメリカ本土で乗り継ぎ、もしくはインチョン、広州乗り継ぎ。そして航空会社は沢山あり、現地までのバリエーションは、僕の感覚では無限に近いくらい感じた。

まずは安いチケットから探していく。ネットでチェックしていて驚いたのは数ヶ月も前なのに秒単位チケットが埋まっていく。躊躇している暇はない。2人は取れるが1人は無理など惜しくも取れないチケットが沢山あった。

そして座席が埋まる度に、再度書き込まなければならない、同行の個人情報。これが面倒。

こうしてチケットをゲット。比較的安く取れた。
こうなるとトントン拍子で前に進めるもの。次はロッジを押さえる。これは楽だった。

そこからロッジオーナーとのメールのやりとりが続いた。
会えばジェスチャー込みでなんとかなる僕の英語力。さすがにメールのやりとりはキツイ。そこでブレーンに手伝ってもらい翻訳してもらいながらやりとりすること数十回。

Fishman企画初の海外遠征ツアー
金額や日程的なものもあり、参加は3人。
FIXした情報を随時メールで知らせた。
それらを経てfimoログにラインやリールなどの準備記事を上げていった。

事前に外貨に換えていた。13万円分の米ドル

そして待ちに待った出発日がやってきた。

道中ビコウさんをピックアップし千歳空港in。

ぎりぎりで間に合った、Fishman-Beams-Tシャツ
とスーツケースに貼ってあるステッカーも。

千歳で一杯。
旅にはやっぱりコレです

成田へ。

成田にはもう1人の同行者の彼が僕らを待っている。

シーバスプロの村岡昌憲氏だ。

改めて今回参加のメンバー紹介

【村岡昌憲】
言わずと知れたシーバスプロ。
古くから釣りビジョンや各メディアで活躍し、その考えもつかない理論を実践し、結果を出し続けているトッププロ。フィッシングタックルメーカー「Blue Blue」の代表でもある。

【ビコウ】
fimoで活躍中のトラウトアングラー。去年は年間凄腕もゲットした実力派。一番気合いが入っていた。

【赤塚ケンイチ】
渓流・本流ベイトロッドメーカー「Fishman」代表
その中のBeamsブランドが様々なシーンで通用するか実践中。

の3人。

Tシャツ後ろ側
まだテスト段階ですのでデザイン変更もあります
古いビームスユーザーにはお馴染みのマークも(右肩)

各々激しい妄想を抱いてアラスカへ出発。

まずは成田から約10時間のフライトでサンフランシスコへ。


サンフランシスコ国際空港


空港内のレストラン
タックルとサーモンの展示でここに決めた

ここでは3時間ほどの空き時間
ビールや軽く魚やサラダをつまみながら、あと数時間後には立っているアラスカの地の話で盛り上がる

あっという間にフライト時間
いよいよアンカレッジに出発


飛び立ってすぐのサンフランシスコの海岸線

街もなく、広大なサーフに美味しそうな河口
ヒラメがバンバン釣れそうだ。

到着した初アラスカ
少しひんやりしている。
この時期のアラスカは最低気温8度最高気温は20度との予報
天候は曇り~雨が続くらしい。


日付変更線を超えているので着いたのは出発した日の夜ということになっている。日本ではすでに翌日。

次々と荷物が運ばれてきた。

 

 

 

 

 

 

・・・・・が、しかし・・・・

 

 

 

 

 

俺のロッドケースが無い!!!

 

いきなりのトラブル・・・w

なんとアラスカではなく間違ってアラバマへ行ってしまっているとのこと・・・。

確かにちょっと似てるけど・・・

うむむむむむ・・・・

アラスカ釣旅②買い出し~ロッジ到着編

アラスカ釣旅①準備~出発編
アラスカ釣旅②買い出し~ロッジ到着編
アラスカ釣旅③実釣初日編
アラスカ釣旅④2日目
アラスカ釣旅⑤3日目
アラスカ釣旅⑥4日目
アラスカ釣旅⑦5日目
アラスカ釣旅⑧最終日
アラスカ釣旅 番外編