
【ベイトタックルロングリーダーのメリット】
秋が始まり、
いよいよ今年もシーバス狙いを始めました。
今時期の地元は河川下流でのサヨリボイル撃ちが
お決まりのパターンになってます。
橋から落ちる常夜灯の明暗、
毎回同じピンで起きる捕食音。
その中から、特大の音を発する奴を狙う訳です。
が、この日特大のボイルを響かせてたのは、
橋桁の裏側。
今の立ち位置からでは、橋桁の表までしか撃てない。
そこで、河川に浸かりこみ、橋より上流から
クラッチを切ってルアーを流し込む、
のですが、どう頑張っても、角度的に
ラインは橋桁に触ります。
そこですかさずリーダー交換。
リールに巻き込む程度を遥かに越えた、
2ヒロ半以上、およそ4mはリーダーを取ります。
こうすれば、根ズレに弱いPEラインを
橋脚に触れるのを回避出来ます。
が、リーダーの根ズレは回避不可能。
橋桁の裏側、真っ暗な中、響き渡る捕食音、
ラインを通して手元に伝わる魚の感触。
すかさずスラックを取りフッキング。
すぐさま伝わる根ズレの感触。
ここで慌てて強気なファイトをすれば、
リーダーには深く傷が入り、
ラインブレイクは必至です。
なので、一気にドラグを緩めて下流へ走らせ、
一ヶ所に深い傷を付けるのを防ぎ、
長距離に渡って浅い傷で済ますのです。
こうすれば強度低下はそれなりです。
20lbリーダーに傷が浅く入って、
10lbくらいの強度が残るかな?
その残り強度を破綻させないよう、
BeamsCRAWLA83L+の柔なベンドでいなしながら、
手元に引き寄せたシーバス。
キャッチ後、リーダーはご覧の通りズタズタですが、
深い傷は付かず、かなりな強度を残しています。
『浅く長くあっさりと』スレさせるのが、
ロングリーダーならではの業。
ロングリーダーを快適に扱えるベイトタックルならではの、
小技を駆使した一匹となりました。
Niigata Japan
Seabass
Angler:Hitoshi Nishimura
Rod:BeamsCRAWLA83L+
アングラー

Field Tester 西村 均
1gから6ozのルアーで10cmのアジ・メバル・鱒から、1mオーバーの巨大鱸を狙う新潟魚類の天敵。開発したBeams79ULで更に釣りまくり!
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