前回の投稿の続き、ベンダバール実釣編について別の日の釣行記を混ぜて僕的な感想をお伝えしたいと思います。

前回の投稿の続き、ベンダバール実釣編について別の日の釣行記を混ぜて僕的な感想をお伝えしたいと思います。

この日は風速10mの爆風、海は大荒れ、ゴミも大量で波打っている、、、
やばい、これはもはや釣りにならないかもしれない、、、
いや、、これは逆に風を味方につけるしかない!
そこで敢えて風裏ではなく向かい風が直撃するポイントを選択
この強風によりベイトが打ち寄せられその流されたベイトが通るコースで1番食べるのに適している場所はここなはず、、、
頼む…読みよ当たってくれ、、、

緊張の1投目
着水した際、風により一瞬動かされ水面を流されるような着水をした瞬間
ボゴォォォン!
とド派手な着水バイト!
強烈な引きだがここは少しでも潜られたら即切られる!
ドラグをフルロックしベンダのバットパワーを信じ一気にストラクチャーから引き剥がす

そして仕留めたのは…
79.5㎝…惜しい!!!!!!

正直今時期、秋以外の広島では70クラスでさえ出すのは困難なので本来なら大喜びしてもいいのだが、、
欲深いのでランカーが欲しい、、(笑)
どうやらこの感じだとまだデカいのは潜んでいるはず、
今度は風向きと波を頼りに違うコースを決め狂いの無いキャストを決める
沖から灯りへ真っ直ぐ通りたいのに波で流されピンのポイントへ行ってしまうベイトを装うと…
ボゴォォォン!とこれまたド派手なバイト!
ランカークラス特有の強烈な下への突っ込み、だがしかしこっちはベンダバールにカルコン、PE2号のパワフルタックル
負けるわけがない
バット近くまでベンダを曲げられたがfishmanロッドらしくしっかりバットが受け止め耐える
そこから一気に浮かしランディング
コンディション抜群のランカーシーバス
正直これはベイトタックルの強さが無ければとれなかっただろう。
ベンダバールで何匹かランカー〜60クラスまでかけてみた感じの僕の個人的なインプレ

ファイト編
60〜70クラスのセイゴ
このクラスでも、もしかしてデカイのか!?と勘違いさせてくれるくらいちゃんと曲がってくれる
いい意味でファイトを楽しめれる竿
これは先端部の柔らかな部分が仕事をしてくれているからだろう、だがしかしこのクラスではまだ胴〜バッドは大して仕事をしていない

3kg以上〜ランカー
このクラスの重量感あるファイトを見せてくれる魚でもしっかり止めてくれる
ファイト中の竿の曲がりを見てたのだが完全に胴〜下の部分が止めて耐えてくれている
ランカークラス特有の強烈な突っ込みを胴で耐えバッドで引き剥がすイメージかな?
まだバッドで仕事をさせるような魚には出会ってないのでこれ以上は不明。
シーバスではドラグフルロックとかにしないといけないようなケースじゃない限りバッドに仕事させるような場面ほとんどないんじゃないかと思います。
そして柔らかな先端部〜追従する胴の恩恵はバレにくいってとこに繋がる
無駄なパワー伝導のロスが少ないように感じる

バイト編
ジョイクロも投げれるロッドにしては非常にバイトがとりやすい
柔らかなティップで鱸族の吸い込みバイトをしっかりとらえてくれる
だがしかしそれ系の柔らかなロッドでは柔らかすぎて固い部分にかかった場合針が貫いてくれずフッキングがうまく効かないことが多々ある
が、このロッド、ティップのその下の部分がしっかりとしておりばっちり刺すことができる
何度か合わせを入れてないのに勝手にフッキングしてたこともしばしばあった(笑)
まさに鞭のようなロッド、3ピースと全く思えないすごく綺麗なパワー伝導ができている

ベンダバールも世に出てから結構経ってるのでインプレもたくさんありますがキャスト編が多いので実釣編も書いてみました。
まだそんな使ってないので何とも言えないけどとにかく不思議で釣りが楽しくなる竿だと思います。
是非みなさんもこの楽しさを体感してみてください!

Hiroshima Japan
Seabass
Rod :BRIST vendaval8.9M
Angler :Toshinori Yamasaki