漆黒に染まる雷魚⁉︎ジャイアントスネークヘッド(トーマン)東南アジア

ご覧の皆様!こんにちは!
ワールドワイドに活動する北沢です。

東南アジア方面に広く棲息し虹色に染まる雷魚として有名なジャイアントスネークヘッド。国や場所によっては、チャドー、トーマン、魚虎「イフ」、レッドスネークヘッドなどと呼ばれているが、今回のレポートは虹色に染まるソレとは……、ちょっと異質な真っ黒に染まるジャイアントスネークヘッドに拘った内容をお届け。

東南アジアの果てに!実在した!スネークヘッドの楽園!

『漆黒』『暗黒』
そんな言葉の響きはお好きでしょうか?
ジャイアントスネークヘッド
黒々としたジャイアントスネークヘッド
ジャイアントスネークヘッド

2017年3月 ある情報をキャッチした。ガセネタ?マコトか? 東南アジア果ての行くことすら面倒くさい一帯で、真っ黒に染まる超力強いジャイアントスネークヘッドが棲息していると…。

2017年6月 成田から現地へ飛び、徹底的にルート確認をしたが、本当に行くことすら困難で、結局のところ辿り着けず泣く泣く帰国することとなったが、リアルな情報と次へと繋がる大きな手がかりを入手した。まぁぁ…簡単に言えば完全にナメてたって言う…自分自身が根元の敗因…。

2018年6月 今度こそは実現できそうだ。街で食料、飲料水、ガソリン、モーターオイルを爆買いし、まだ見ぬ地へと向かった。

目的地に到着して、先ず最初に驚いたのは人工物や人の痕跡が殆ど見当たらない自然の豊かさ。もちろんケータイの電波なんて何も拾わない。故に…滞在中の衣食住は悶絶レベルの過酷さだった。

様々な植物に覆われた一帯。入り口も出口も不明な迷路に放り込まれた様な気分にさせられた。植物に視界を遮られ行く先が全く見えないし想像出来ない…なんて事も。

そして、次の驚かれたのが想像を遥かに超えてた魚影。20キャストして何も反応が無かったら、今日…ヤベーんじゃねぇーの???ちょっと移動してみっか???って言う空気が流れるくらい。とてつもない魚影とノープレッシャーな環境。

ジャイアントスネークヘッド
コレがアベレージサイズ

ジャイアントスネークヘッド
一段と真っ黒なアベレージサイズ。
まさに『漆黒』と言う言葉が合ってると思う。

ジャイアントスネークヘッド
平均4〜5キロ。数を釣ってる内に6.7.8.9キロと混じってくる。更に巨大な個体はスピナーベイトのアームを折って帰還してしまった。
ジャイアントスネークヘッド
朝夕は、バスベイトやペラルアーなどのトップウォーター的なルアーを使う事もあるが、トータルで言えば3/4ozスピナーベイトの使用率が高い。
ジャイアントスネークヘッド
写真じゃ伝わらないかもしれないが、釣れてくる魚はコロコロに太ったナイスプロポーションが殆ど。
ジャイアントスネークヘッド
ジャイアントスネークヘッド

対ジャイアントスネークヘッドに使用したルアーは、バスベイト3/4oz、ペラルアー18g、スピナーベイト3/4oz前後のモノを。日が登るとカバー(植物の中)入ってしまう傾向がある為、スイミング系ラバージグ5g+シャッドテールワームを使用し、より一層タイトに通すイメージで使用。

大きく分ければ、
・朝夕はサーフェイス系のファーストリトリーブで広く早く。
・日中はタイトにリトリーブスピードを若干落として丁寧に。

タックルは、BC4 510MXH+PE#5+ナイロンリーダー80Lb。一般的にはオーバースペックな組み合わせかもしれないが、かなり濃いカバーとナイスサイズの連発にPE#4→#5に巻き替え。

場面によってはフロッグ、1.5ozスピナーベイトを使用することも。こちらはBC4 610XH+タトゥーラHD+PE#6直結で。


嬉しすぎる誤算!オセレイトスネークヘッド/ストライプドスネークヘッド

オセレイトスネークヘッド
恥ずかしながら…この魚種(オセレイトスネークヘッドもしくは、フラワートーマン)が豊富に棲息しているコトを知らなかった…。

同時にインターネットの情報だけでは限界があると痛感させられた。
オセレイトスネークヘッド
このオセレイトスネークヘッドには、いくつかのカラーパターンがある様だ。
オセレイトスネークヘッド
オセレイトスネークヘッド
若干、水の動く(水通しの良い)エリアに多い様に感じる。今回はジャイアントスネークヘッドの延長で釣ってみたが、もし専門に狙うならBC4 510LH+PE#3+ナイロンリーダー40lb程度が妥当かと。
ストライプドスネークヘッド
ホームステイ先の住人に頼まれ、食料確保の意味合いで1日中狙って釣ることになってしまったストライプドスネークヘッド。

在来移入含むアジア、オセアニアのアチラコチラに棲息する種として比較的ポピュラー。

手漕ぎの小舟に乗り換え行き着いた水深は50cmの湿地帯に留まり朝から夕方まで数釣り。一部別種のスネークヘッドも混じるが、殆どストライプスネークヘッド。エサ&ルアーにて。

そして、現在!
2019年6月 また戻ってきてしまった!前回の釣行で有力情報を得たからだ!なんでもスネークヘッドの楽園を超える極上の楽園があるんだとか????このレポートを書いてるのも現地のホテルから。あと2時間後には出発!

それでは!行ってきます!
Southeast Asia
Giant snakehead/Channa micropeltes
Striped snakehead/Channa striata
Ocellated snakehead/Channa pleurophthalma
Rod:BC4 series 510LH 510MXH 610XH
Angler:Eisuke Kitasawa

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