対レイクトラウト用セッティング考察

関東スタッフの松岡です。
解禁翌日の中禅寺湖に行ってきましたので、今回の記事は先日のタックルセッティングの使用感などを共有させて頂きたいとおもいます。

まず始めに釣果の方からお伝えしておきます。
今回、僕はホゲました!涙
様々な要因が重なりサイズは極小ながらも魚からの反応はかなり多く、バイト数は相当な数が出ていました。
水面近辺まで浮かせて、水圧が抜けてきた瞬間のバラシを5回ほど繰り返してしまいました。
これは完全に人間側の問題なので次回への反省としつつ、そろそろタックルの使用感をお伝えします。

当初、スティーズAに1012スプールを換装し、PE0.8号を巻いていたのですが、解禁日に雪が降っているとの情報が。
ガイド凍結でのラインブレイクを警戒し、急遽PE1号にラインを巻き替えて中禅寺湖に向かいました。

ラインシステムは以前の記事にも書いた、フロロ16lbを超ロングリーダーシステムで20メートル。
当日の朝は車の外気温計でマイナス5度。
昼頃でもマイナス3度までしか上がらず、かなりの爆風が吹いていました。
氷点下の爆風で当然のようにガイドは凍結。
1キャスト毎にガイドの氷を処理しなくては釣りにならない程でした。

気温の低さが悪さをし、フロロリーダーは普段にも増して硬くゴワゴワになってしまっていました。
キャスト時にはゴワゴワのリーダーが若干膨らんでしまうので少し気を遣う状態でしたが、TWSの恩恵なのか意外な程に快適だったが印象的です。

使用したスプーンは15g~31g。
重いスプーンのキャストフィールや操作性は想定の範囲内でしたが、15gなどの軽量スプーンを使った時に驚愕しました。
重量系スプーンを投げていたセッティングで軽いスプーンも快適にキャストでき、ゴワゴワで強烈な巻きグセがついてしまった超ロングリーダーシステムでもラインが細いからか操作性・感度ともに抜群!
アジサイズのショートバイトですらフッキングできてしまう程でした。

もう少しまともなコンディション(主に気温が笑)であれば、より明確に水中からのインフォメーションを感じ取ることができたと思います。

また、これだけの悪条件の中で一度のトラブルも高切れも無く1日を乗り切れてしまったのには驚きました!
この日色々と警戒していたので240メートルのリーダーを持って行っていたのですが、使ったリーダーは20メートルのみ。
かなり使いやすく強いラインシステムである事が確認できましたので、今後も様々な釣りに使って検証していきたいと思います。

現状のフィーリングとしては、PE0.6号辺りまでなら号数を下げても問題は無さそうですが、このセッティングを参考にされる際はフィールドの状況と対象魚に状況を加味してラインの太さを調整してみて下さい。
スピニングで細糸を使うのとは一味違った使用感が、なかなか楽しくクセになりそうです!
Japan Tokyo
Lake trout
ReelSetting
Angler:TakashiMatsuoka