Fishman公式ブログ

ベイトロッドに求めたのは圧倒的なアキュラシーと遠投性能。

World testerのRYOがご紹介するベイトリールのメンテナンス第2弾‼︎ ハイレブ チューンとは!?

time 2019/01/15

你好‼︎ 日本の皆様こんにちは‼︎World tester台湾のRYOです。
前回に引き続き、ベイトリールのメンテナンス第2弾となります。
今回はベイトリールの本格的なチューニング方法のご紹介となります。
長文となりますが、ご参考までに「こんな方法もあるのか」程度にご覧下さいませ。

私が「ハイレブ チューン」と呼んでいるベイトリールの改造方法。
このハイレブとは車用語を用いており、例えるならば回転数の限界域「レッドゾーン」「レブリミット」の領域を意味しています。

では、具体的な改造方法というと、基本的にはパーツの交換はしません。
手を加える部分は、ベイトリールの心臓部とも言えるメインギア、ピニオンギアの2個のパーツが基本となります。
その他、必要に応じてギアにも手を加えていき、必要であれば各所ボールベアリングの交換となります。

巻き心地、飛距離を効率良く上げるには、スプールの回転を速くして、摩擦抵抗を減らす事が大切となります。

・巻き心地に関係してくるのが、メインギアとピニオンギアの噛み合わせが大切で、違和感の多くは、ギアの摩耗によって擦り減り、回転する際に生じるガタつきが原因となります。
メーカー出荷時には、ギア同士の噛み合わせは綺麗になっておりますが、使用を繰り返す事によりギアが擦り合って摩耗して、削れてしまいます。
これらを補うためにグリスを塗り、隙間やガタつきを減らし、摩耗も軽減させています。
しかし、このグリスが巻き心地を重くする要因でもありますが、グリスは保険的な保護剤となります。
メーカー出荷時にグリスが多いのも上記の理由です。

・飛距離を簡単に伸ばすには、回転の良い社外品のボールベアリングへの交換が最も簡単です。
高価なボールベアリングは、摩擦係数を減らすために、より硬く精度の高いボールが内蔵されています。
軽い力で飛距離を伸ばすためには、制御可能な範囲内で、最速で回転数を上げる必要があります。

前置き話が長くなりましたが、ここからが本題です。
「ハイレブ チューン」とは、耐久性を犠牲にして、上記の基本性能を限界ギリギリまで高める改造方法となります。

主な改造は「ギアを研磨する」「スプール軸とベアリングの調整」という単純な作業です。
メーカー出荷時には精度の高い噛み合わせに調整されていますが、微妙な抵抗やガタつきは生じており、その微妙な感覚は本来グリスで補っています。
当然、ギアを研磨するという事は磨くのですが、過剰に研磨すれば逆に磨り減ってしまいます。
ギアは機械により成形されていますが、微かな凹凸があります。
人間は、この微かな違和感をも感じ取ってしまいます。
この微かな凹凸を研磨して、ギアの噛み合わせ精度を更に高めます。
ギアは、フェルト付きのリューター等に研磨剤を付けて磨きます。
研磨剤で手軽なのはピカールですが、更に精度を上げる場合はダイヤモンド粒子配合の研磨剤を使用します。
いずれも日本の大型ホームセンターで入手可能です。

ボールベアリングを支えるスプールシャフトも必要に応じて研磨と調整をしていきます。
最も高回転と飛距離を得るのに大切な箇所ですが、接地面積の抵抗を減らすように研磨していきます。

最後に仕上げのグリスは、低粘度の柔らかなグリスを使用して、全体に塗るのでは無く、薄く最小限の量に留めます。
目安は、1回の釣行に耐えられる程度です。

先に「耐久性を犠牲にする」と記載しましたが、この研磨作業と最小限のグリス塗布が、破損限界ギリギリに得られる最高の巻き心地に関係してきます。

飛距離と高回転を最も簡単に得るには、ボールベアリングの交換というお話でしたが、社外品に関しては難しく考えずに、高価な物ほど耐久性と回転性は良いという考えで問題ありません。
更に低粘度のオイルを最小限に使用します。
ここで注意したいのが、社外品のボールベアリングにもメリット・デメリットがあるという事です。
高回転が得られる代わりに、オイルの保持能力の低下等が発生しますので、ベアリングに合わせて適材適所のオイルと定期的な注油が必要となります。

その他、軽い素材のスプールに交換する事でも、立ち上がりの速い回転を得られますが、糸巻き量や使用ルアーウエイトに合わせ、好みで交換するのが良いかと思います。

ただし、ベアリングとスプールの交換の際に注意したいのが、回転の制御です。
過剰に高回転が得られても、バックラッシュが多発したりするので、回転を制御できるブレーキシステムやキャスト方法が必要となります。

以上のように、改造は「常にグリスとオイルの有無に気をつける」必要があります。

最後に「スーパーロングキャストや軽いルアーを使わないのでノーマルで十分」という声もあるかと思います。
しかし、「全力で50m」「半力で50m」の距離をピンスポットへキャストするとでは、精度と継続力に差が出てきます。
当然、軽い力でキャスト出来た方がコントロール精度が上がってきますので、結果的に疲労感や集中力が継続可能となります。

「ハイレブ チューン」をする事により、軽い力で驚く飛距離が簡単に出せ、ストレスのない巻き心地を得る事ができます。
使い込んだリールも新品のように、新品も新品以上になる事もございます。
お勧めする内容ではございませんが、このような本格的な改造方法もあります。

ご参考までに過去のYouTube動画をご用意させて頂きました。

スプールの高回転音、コンパクトスイング&ハイスピードなキャストにご注目くださいませ。
更にfishmanのロッドを使用すれば、軽い力で反発力を最大限に生かしたキャストが可能となります。

以上、台湾からRYOがお届けさせて頂きました。
世界中でFishman‼︎
それでは失礼致します。



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