Fishmanというメーカーにいたる、最初の1本であるBeams5ftUL

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Fishmanというメーカーにいたる、最初の1本であるBeams5ftUL。

惜しまれつつも廃盤となってしまったこのロッドですが、手に入れていただけた皆さんのためにちょっとしたお話をしようと思います。

リールのマッチングのお話です。

ハンドメイドのULが作り始められた当時は、まだベイトフィネスなんていう言葉もない時代。

5g前後の渓流用ルアーを快適にキャストできるリールは限られていました。

でも現在は、渓流ベイトフィネスが流行の兆し!

吊るしの状態でも3gを快適にキャストできるリールもたくさんあって、色々目移りしてしまうのではないですか?

もしもあなたが「ULいまいち決まらないんだよなぁ…」と思っているなら、リールを少し重くしてみてください!

同じロッド、同じルアーウェイトなら、リールが重たいほうが小さなテイクバックの動きで、よりしっかりとした溜めをロッドに作ることが出来ます。

Beams5ftULでのアキュラシー向上の肝は、いかに人間の動きを少なくするかということにあります。

手首からやや離れた位置にある重量物であるリールの慣性が大きいため、大きく腕を動かさなくても十分に溜めを作ることが出来るわけです。

軽量ルアーのキャスティング能力、ブレーキの種類、ギア比、パーミングのしやすさなどなど…

いろんな性能差のあるリールですが、重量も重要なファクターです。

もちろん重過ぎるとバランスが崩れて持ち重りしますし、軽すぎると強いテイクバック動作が必要になります。

個人的には180~220gの範囲の重量がもっとも使いやすいと感じています。

現在開発中の次期ULについても、プロトに手持ちのリールを色々載せて、リリースまでにはオススメのリールを探っておきたいと思います!

北海道はもうすっかり秋です。

秋は色々大物が狙える季節なので、広い北海道を右往左往する準備をしています…

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Hokkaido
Rod&Reel
Angler:Takuo Sato
Rod:Beams5ftUL